続きまして、先日買取させていただきました「堆朱 茶入 龍彫 七宝 茶道具」を紹介させていただきます。
こちらです(・v・)
堆朱(ついしゅ)は、中国漆器を代表する技法である彫漆の一種です。
彫漆とは、素地の表面に漆を塗り重ねて層を作り、文様をレリーフ状に表す技法を指しますが、日本では表面が朱であるものを「堆朱」、黒であるものを「堆黒」と呼ばれます。朱漆を何回も厚く塗り重ねたものに花鳥・山水・人物などの文様を彫ったもので、今回紹介させていただいたものは、龍が彫ってありますね・・・。
ちなみに中国では、黒漆の層に文様を彫り表したものを「剔黒」、朱漆の層のものを「剔朱」といいます。通常の漆は硬くて彫刻が困難だが、油を混ぜることで、軟らかくなり彫刻が可能になりました。
堆朱の製作には、まず素地となる漆の板の作成する事から始まります。
土台となる板に漆を塗っては乾かす、という作業を繰り返すのですが、この時に厚く塗りすぎると乾燥する際にしわが寄ったりひび割れたりするため薄く塗る必要が有る為、一番下のベース部分の漆製の板を作成するだけで1年近く掛かかるみたいです。
ベース部分が完成すると土台を外して、彫る際の事を考えながら様々な色の漆をベースの上に塗り重ねます。その為、堆朱は材料の製作自体に非常に時間が掛かります・・・。
茶道は古く江戸時代より幾多の変遷を経て、明治~大正~昭和に入り、終戦の後、景気回復とともに昭和四十年代~五十年代へと長きに渡って隆盛を極めました。
平成になると世界的不景気や茶道人気を支えられていた方々の高齢化などにより、現在は若干の衰退があるようです。
しかし、いつの時代でもそうであるように、 日本古来の古典芸能である能や歌舞伎、浄瑠璃、相撲、琴、三味線などや茶道、華道など、作法や格式に則って道を極める芸事やお稽古事などの趣味の世界は 依然として根強い人気があります。
古いお家に代々伝わるお茶道具はもちろん事、昭和の時代や平成の現代に至るまでのお稽古用から本格的なお茶のお道具まで、一点一点丁寧に拝見させて頂きます。
また遺品整理、生前整理などに際しましては、お茶道具に限らず全ての古美術品など専門の鑑定士が対応させて頂きます。
茶道具など、高価買取させていただきます。
それ以外のお品もお気軽にお問い合わせください。昔の古い茶碗や古陶器などが、思いもかけない価格で買取出来るものも少なくありませんよ。わからない、古いものが意外と高値な買取できる場合もあります。
出張買取に訪問させて頂いておりますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
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相続の際、絵画だけ、陶磁器だけというケースはむしろ少なく、骨董、掛軸、武具、浮世絵など幅広く集めているケースが多いものです。
こうなりますと、整理するだけでも大変ですよね・・・。
もともと茶道具はいろいろなジャンルの美術品にまたがっています。さらにジャンル別に個別の業者に依頼すれば、かなりの時間を労してしまいかねません。美術品全般を同時に処分をお考えの場合はぜひ、リサイクルショップバイキングにご相談くださいね。
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