「鐵斎翁書画寶墨」買取させていただきました。

続きまして、先日買取させていただきました「鐵斎翁書画寶墨 徽歙曹素功堯千氏 上海墨厰出品 中国墨」を紹介させていただきます。

こちらです!(^^)!

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鐵斎翁書画寶墨とは・・・この墨の「鐵斎翁」は、日本の文人画家、富岡鉄斎のことで、富岡鉄斎の要請を受けて、1912年頃に中国に、特注され、その後、日本への輸出用として、大量に造られ始めました。
「大好山水」とともに、日本の書家にも人気の高い墨で、「唐墨」の代名詞のようになっていて、通称「鉄斎 」と言われています。

もう100年以上も長く作られている人気の墨ですので、色々な変遷があり、年代によっても、意匠が少し異なり、初期の作品と、その後の作品では評価も変わってきています。初期のもの(文化大革命以前)は、評価が高く、高額で取引されていますので、それなりに、あやしいものもたくさん出てきて、「真贋」問題になることもあって、ちょっとミステリアスなお品物ですね。

デザインの変遷ですが、「鐵斎翁書画寶墨」は、開発当初から、現在に至るまで、デザインは、ほぼ同じだそうで、違うのは、唯1点で、「国華第一」が、あるか、ないかの違いだそうです。
「国華第一 」は、富岡鉄斎が注文した時には、ありましたので、オリジナルは、この「国華第一」があったということです。
しかし、1970年代の「上海墨庁出品」のものからは、「国華第一」がなくなっています。
文化大革命は、1965年~ですが、1970年代前半のものまでの、唐墨の評価は、高く、「唐墨を買うなら、文革前のもの」と言われていますが、実際には、1970年代前半までは、高良質の製品が出来ていたようです。
上海墨廠が、事実上崩壊状態になった、1980年代前半から、この「国華第一」は、復活し、現在に至るまで、「国華第一」が付いています。

ネットオークションでみても、高く売れる「鐵斎翁書画寶墨」もあれば、安いものもあります。
難しいですが、こういった変遷を学んだ上で、「この唐墨は、どの時代のものだろう?」と思いを巡らすのも、又、おもしろいですね・・・。

美術品や古美術品といいましても陶芸、ガラス、絵画、彫刻など古美術品から現代の美術品まで素材や時代が様々で歴史に沿ったたくさんの種類があります。たくさんの種類とはいっても「美術品や古美術品なんて私の家にはないよねぇ」と思われている方がほとんどだと思われます。
お客様が知らないだけで、‘‘家にある変な置物‘‘ が近代作家の美術品かもしれませんね。そして、‘‘床に間に置いてある汚い花瓶‘‘が名のあります古美術品とも限りません・・・。
昔、ご両親が知人からいただいたものは美術品や古美術品かもしれません。祖父母がコレクションしていた訳のわからない物も・・・
実際に、ご家族に内緒でコレクションされている方もおられます。

趣味で美術品・骨董品を集めていた、遺品整理をしていたら美術品・骨董品が見つかった。
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